自室のインテリアに合わないガラスを購入してしまった

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バーゲン会場とかバザー会場というところには、なぜだかとにかく何か買わなければ損をしてしまうというような、変な強迫観念が生まれる。安いと思ってついつい不要なものまで買ってしまい、結局次の年のバザーに不用品として出す羽目になることが多いから、私にとっては近づいてはいけない場所なのだ。それなのにママ友に断りきれず、今年も学校のバザーに行ってしまった。

私が購入したものは、ガラス製の大きなライトスタンド。ステンドグラスではないけれど、色のついたガラスのフードデザインが美しいライトだ。それ自体はとても美しいと思えるのだが、ガラスが主張しすぎて自室のインテリアに合わない感じ。多くの人がそう感じて、また大きいこともあり、誰も購入しなかったのだろう。バザー終了間際に会場全体の商品が半額になっても、まだ売れ残っていたガラスのライトだ。安さとその美しさからお得に感じて思わず購入してしまったが、その大きなスタンドが入る紙袋さえなく、ガラスフードの部分だけをスーパーのレジ袋で覆ってもらい、現物を手渡されて販売終了。

電車に乗ってこれから自宅まで帰るというのに、会場を出る前からもう既に、このガラス製のスタンドを購入したことを後悔した。帰りにまた落ち合ったママ友も、私がむき出しの大きなガラスのライトを持っているので驚いていた。

帰りの電車内でも、誰かにぶつかってガラスを割ってしまうのではないか、びくびくだった。周囲に迷惑がかかるし、もしガラス部分がなかったら、ただの裸電球のスタンドだ。ガラスの交換をしようにも、同じようなデザインのガラスのフードは無理だろうし、ただのガラスをつけるにしても、スタンド購入費の倍以上はかかるだろう。子どもの頃から色のついたガラス、ステンドグラス等になぜか惹かれたが、せめてステンドグラス調のシールくらいにしておいた方がいい。ガラスは扱いが難しく、インテリアにあわせるのも難しいのだ。